1998年12月:『1998年のビートルズをふりかえる』


ニュー・アルバム、コンサート・ツアーなどリンゴが大活躍
1998年は、とりわけリンゴの活躍がめだつ年であった。6月には6年ぶりのニュー・アルバム『ヴァーティカル・マン』をリリース。ポール、ジョージの参加や「ラヴ・ミー・ドゥ」の再演もあって大いに話題を呼んだ。8月から9月にかけては、オール・スター・バンドを率いて11か国17都市をまわるヨーロッパ・ツアーを成功させ、ビートルズのメンバーとしては初めてのロシア公演も行なった。

リンゴはまた、アルバムの発売にあわせてテレビやラジオにも数多く出演した。そのなかのひとつ、アメリカの音楽専門テレビ局VH-1の番組『ストーリーテラーズ』におけるライブ演奏は10月にCD、11月にはビデオとしてリリース。ビートルズ時代の自作曲「ドント・パス・ミー・バイ」と「オクトパス・ガーデン」のライブ・バージョンが初公開されたほか、ピアノの弾き語りを披露したり、巧みな話術で観客の心をつかむなど、エンターテイナーぶりを発揮した。さらに7月には、1997年のアメリカ・ツアーのステージの全容を収めたライブ・ビデオも発売されている。

夏のヨーロッパ・ツアーのステージ。
PHOTO: (C) The Beatles Club

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