1998年12月:『1998年のビートルズをふりかえる』


ますます高まるビートルズの評価
イギリスとアメリカで20万人が投票したという大規模な人気アルバム投票の結果が9月に発表され、『リボルバー』が1位に輝いた。この投票ではビートルズが上位3位を独占したうえ、トップ10内に4タイトルがランク・インした。また、イギリスのテレビ局が行なった調査では「もっとも人気のあるアルバム」に『サージェント・ペパー』が選ばれ、イギリスの雑誌『Q』2月号の読者投票では「史上最高のアルバム」として『リボルバー』が2位に入った。ビートルズは、アメリカの『タイム』誌が6月に発表した「20世紀を代表するアーティスト20組」のなかにも選ばれており、その評価はますます高まっている。

ビートルズ関係者のニュースとして特筆すべきなのは、4人が深く敬愛していたカール・パーキンスが1月に脳卒中による合併症のため亡くなったこと(享年65歳)。パーキンスの葬儀にはジョージも出席し、「ユア・トゥルー・ラブ」を演奏。ポールもビデオで追悼メッセージを送った。

元アップル・アーティスト関係のリリースもあった。ビートルズの弟分と言われたグループ、バッドフィンガーのアンソロジー・ビデオ『エモーショナリー・サーガ』が日本で発売。アメリカでは兄弟デュオ、ロン&デレク・バン・イートンのニュー・アルバム『ブラック&ホワイト』が発売された。ロン&デレクのアルバムには、1970年代にリンゴの参加を得て録音された曲も含まれている。


PHOTO: (C) The Beatles Club

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