2000年2月:『ジョージの恋人はギター』



映画『ヘルプ!』の撮影風景。平原で戦車に囲まれて演奏をするシーンだ。ジョージはものすごい突風にビュービュー吹かれながらも必死の形相で、やはりギターのチューニングをしている。

この写真や前ページの写真から推察すると、きっとジョージは常にこうだったのだろう。

つまり、ライブで歓声にかき消されて演奏が聞こえないかもしれない状況だろうが、録音済みの音を使った疑似演奏だろうが、ギターの調整だけはしっかりしておきたかったと…。 実際ジョージは、ライブやレコーディングの前にはすべての楽器のチェックを何度も何度もくりかえし、自分のだけでなく、ジョンやポールの分までチューニングしてしまうこともあったのだそうだ。こうした姿をトニー・バーロウは「こつこつと仕事をする完全主義者」と表現している。

そんなジョージにとって、「演奏中飛んできたジェリー・ビーンズがギターの弦に当たっておかしな音を出した」なんていう状況が、どんなにつらいものだったかは、想像に難くない。
PHOTO: (C) The Beatles Club

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