「George Harrison Memorial Event 」レポート


●開演〜第1部/ジョージの貴重な映像の数々

開演のベルが鳴ると、UK盤“BRAINWASHED”のボーナスDVDが上映されました。今回字幕付きでしかも大画面、大音響で観られるというのがうれしい。映像は「過去と現在と未来はひとつのサイクルだ。僕は仏教徒やヒンズー教徒の多くが信じているように、転生を信じている。いつの日か生まれ変わると思っている」と語るジョージの姿から幕を開けます。

ダニー、ジェフ・リンなど、レコーディングに深く関わった人物がアルバム制作やジョージについてエピソードを語っていきます。みずからの信念を語る力強いジョージの姿、ウクレレを弾きながら‘Between The Devil And The Deep Blue Sea’を披露するシーンは感動的。生前最後とも言えるジョージの姿とそのメッセージを一瞬たりとも見逃すまいと、誰もが真剣なまなざしでスクリーンを見つめていました。

続いてはジェフ・リンが語るミュージシャン・ジョージと、ダニーの語る父親ジョージ。

ジェフ・リンは“BRAINWASHED”の収録曲を解説、ジョージの大胆なソングライティングとギター・プレイの魅力を語りました。 ダニーは“BRAINWASHED”制作のためにジョージが残したという膨大なメモの内容などについて明かし、アルバムを完成させた喜びも束の間、父親を失った悲しみに涙しそうになったという複雑な心境も正直に語ってくれました。真摯でユーモアも兼ね備えた、まさにジョーに生き写しのようなその姿に、みんな心を奪われた様子でした。


Photo: Brian Roylance / Umlaut Corporation 2002



[もどる][インデックスへ][すすむ]