「George Harrison Memorial Event 」レポート


そして、最後に登場したのは高木ブー。武道館公演でビートルズの前座を務めたあのザ・ドリフターズの一員です。高木はビートルズと同じステージに立ったという貴重な体験を持つだけでなく、ジョージ同様ウクレレを愛する一流のウクレレ奏者でもあります。

高木は「ビートルズの前座を務めた当時はまだビートルズのすごさを知らず、あとになってそのすごさを知った」という興味深いエピソードを披露。さらに、「ビートルズはジョージのあのギターがなければ成り立たない」とジョージの存在の大きさについて語り、「ドリフターズでいうとジョージは僕みたいな感じかな」と会場を沸かせました。

ウクレレ通だけに、演奏は4弦と8弦のダブルネックというめずらしいタイプのウクレレで披露してくれました。まずは‘Here Comes The Sun’。ウクレレでビートルズのカバー・アルバムを出している高木だけに、ウクレレ・アレンジにぴったり合う選曲。あたたかみのある歌声と演奏、高木の持つ独特の世界に、みんな引き込まれました。

2曲目は“BRAINWASHED”に収録のウクレレ・ナンバー、‘Between The Devil And The Deep Blue Sea’。第1部の映像で、ウクレレでよくスタンダード・ナンバーを歌っていた父親の姿を見てきたダニーが、アルバムには絶対入れたいと思っていたと語っていた曲です。

ジョージがウクレレを弾きながらハワイアンな裏声も披露する姿が上映されたあとだけに、期待も高まります。高木は得意とするハワイアン調の曲だけに、歌声といい演奏といい、ラストを飾るにふさわしい味のあるパフォーマンスを見せてくれました。


Photo: BCC PHOTO LIBRARY



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