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ポール、カリフォルニア大学の動物実験に抗議


7月5日、ポールはカリフォルニア大学の動物実験の計画に抗議し、実験をやめるよう手紙で要請した。この実験は、飛行機の離陸時の音より大きな音を猿に聞かせて鼓膜を破るというもの。ポールは大学の総長に宛てた手紙のなかで次のように訴えている。
「あなたの大学で動物の鼓膜を破る実験が計画されているというニュースが、ここイギリスにも伝わってきました。私はこれまで動物の権利保護の運動に長くかかわり、PETA(動物の権利保護を主張する団体)の活動を支援してきましたが、このような残酷な実験は断固として反対します。賢くて感受性豊かな動物に対してそんなひどい仕打ちをする理由がどこにあるのでしょうか。ご存知のように妻のリンダもPETAを支援し、無意味な動物実験をやめさせるキャンペーンを熱心に進めてきました。もしリンダがこの実験のことを聞いたら大きなショックを受けるに違いありません。リンダの名前において、そしてすべての心ある人々の名前において、大学で実験にたずさわるみなさんに強く求めます。学問の進歩のためには、動物を虐待するのではなく、もっとほかの方法がたくさんあるということに、どうか気づいてほしい」


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