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ジョンの誕生日にニューヨークで記念植樹

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10月9日、ニューヨークのセントラル・パークにあるストロベリー・フィールズで、1984年にジョンがリバプール市議会から授与された自由市民賞(Freedom of the City of Liverpool)を記念した植樹が、オノ・ヨーコとリバプール市長、ニューヨーク副市長の手により行なわれた。
ニューヨークのストロベリー・フィールズはジョンを讃えて造られた公園の一角で、世界各国から樹が贈られている。このセレモニーの日どりはヨーコの意向でジョンの誕生日に決まった。
ニューヨーク市はこの行事を一般に事前告知していなかったが、ジョンの誕生日を祝うために集まったファンがこの行事に立ち会うことができた。集まった150人ほどのファンは自然に「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」「悲しみはぶっ飛ばせ」などを合唱していた。
約100人の招待客と20台のテレビ・カメラを含む多数の報道関係者が待つなか、午前11時45分にヨーコが到着し、セレモニーが始まった。まずニューヨーク市の公園管理局の代表者があいさつし、リバプール観光局の責任者が植樹の経緯を説明。リバプール市長がスピーチをして、リバプール自由市民賞の記念品がヨーコに手渡された。そしてニューヨーク副市長のスピーチに続いて、3人による植樹が行なわれる。カウントダウンをして、それぞれが持ったスコップで樫の木に土をかけた。
そしてヨーコがお礼のスピーチをした。盛大な拍手が起こり、ヨーコに花束が贈呈された。ヨーコが笑顔で受け取るとすぐに報道関係者に囲まれてしまい、その後警官に護衛されてダコタ・ハウスに帰っていった。

●ヨーコのスピーチ
公園管理局が(ストロベリー・フィールズを)こんなにもよく管理してくださって感謝しています。また、イギリスの樫の木がこの庭に加わることはすばらしいことだと思います。
リバプールは光の街と言われています。そのユニークなエネルギーと魔術的な力はその街が生んだ人であるジョン・レノンと似ています。ジョンはリバプールで生まれて、そのことに誇りを持っています。この祝いの日にリバプール市がジョンに名誉を与えてくれてうれしく思います。ここで、この庭で、ジョンの庭でリバプール市とニューヨーク市に感謝します。
All You Need Is Love.
Thank you.


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