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ヘザー・マッカートニー、アトランタのトレード・ショーに出品


ポールとリンダの長女ヘザー・マッカートニーがデザインしたハウスウェアが、1月6日から15日までアメリカ、ジョージア州アトランタで開かれている世界最大規模のトレード・フェア「アメリカズマート」の「ギフト&ホームファーニッシング・マーケット」に出品されている。
現在ヘザーは陶芸家として活躍しているが、今回が「ザ・ヘザー・マッカートニー・ハウスウェア・コレクション」の初公開となる。キッチン用品やバス用品、クッション、キャンドル、ナイフ、フォーク、スプーンなどのテーブル・ウェア、時計、ラグなどのヘザーの作品は、イギリスの製品を海外にプロモートするための貿易振興キャンペーンの一環として出品された。
ヘザーはメキシコのウイチョル族とタラウマラ族のもとに滞在して、インディアンの習慣やデザインの技法を学んだことがあり、これらの作品は古代メキシコ文明からインスパイアされて生まれたものだ。
「私の作風はウイチョル族からとても強く影響を受けています。数年前に部族に初めて会ったときに、さまざまなことを教わりました。今回の新しいデザインに導入しただいたんな色使いもそのひとつです」とヘザーは語る。「ウイチョル族の人たちは私を仲間のように親しく迎え入れてくれて、何千年も前から受け継がれている儀式を見せてくれたりしました。新世紀の幕開けに際して、あのときの経験を生かし、また私のデザインした作品を発表することによって、今回のハウスウェア・コレクションでは太古と現代の相乗作用をねらいました」
ヘザーのハウスウェア・コレクションは9月にアメリカの一般の店頭に並ぶ予定になっている。手描き模様のスペイン製の陶器、スコットランドで織ったウールのショールやラグや枕、フォト・フレーム、時計、スタンド、キャンドルなどが商品化されるもよう。


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