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「オノ・ヨーコとジェンダー」、ヨーコは電話で参加


1月23日に行なわれた「オノ・ヨーコとジェンダー」で、トークにはヨーコ自身は電話で参加し、来場者からの質問にも答えた。(ニュース「ヨーコとジョンの映像作品の上映会が東京で1月23日に」を参照)
トークに先だって、飯村隆彦が1971年にヨーコとジョンにインタビューしたとき、ジョンが飯村の映画作品と同じタイトルの「ラヴ」という曲を作ったことがあると話したエピソードを披露。そのときジョンがギター弾き語りで歌った「ラヴ」のテープを来場者に聴かせ、「この催しをジョン・レノンに捧げたいと思います」と語った。
ヨーコは、今後の創作活動について聞かれると、「これからの私の作品はインストラクションだけであると思う。そのインストラクションで、あなたたちが映画を作りたいなら作ってくれという形になるでしょう」と答えた。
集まった観客みんなに対しては、「今日は私の昔の映画を見ていただいて、ありがたいと思っています。私もそこにいっしょにいたかったけれども、実際に体がそこにいなかったということで、私のコンセプチュアルな芸術における態度と合っているんじゃないかと。おもしろい会話ができたんじゃないかと思っています」
そして、1990年代最後の年を迎えたのに際し、「どうぞいいお年をお迎えください。この年はいろんな意味でヘビーな年だとは思いますが、がんばってください。私もがんばります」としめくくった。


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