新着ニュース


ステラ・マッカートニーがアメリカを訪問、大統領夫人と会見も


ポールの三女で、ファッション・ブランド、クロエのチーフ・デザイナーとして活躍しているステラ・マッカートニーが、'99春夏コレクションのプロモーションのためにアメリカを訪問した。
1月27日にはワシントンDCのナショナル・ミュージアム・フォー・ウィメン・イン・ジ・アーツ(女性アーティストの作品のみを集めた国立美術館)で、また翌28日にはバージニア州マクリーンにあるショッピング・モール内のデパート、ノードストロムでコレクションを披露した。ワシントンDCでのショーの収益は、ウルフ・トラップ・ファウンデーションというパフォーミング・アーツ関連の教育や興行を行なっている団体に寄付されると伝えられている。
1月28日、ステラはバージニアへ向かう前にホワイト・ハウスを訪れ、クリントン大統領夫人と会見。そのときのことについて、次のように語った。
「チェルシー(大統領の令嬢)はベジタリアンだということで、母が手紙を書いたことがあったの。大統領一家と私たち家族とのあいだにはそのときからつながりができていた」
「(母の話になったとき)ヒラリー夫人は私を『抱きしめてもいいかしら』とおっしゃった。抱きしめられると、泣きたい気分になったわ。母とおんなじだったから。夫人はほんとうに母親らしい方で、とてもすてきな方だった」
また、デザイナーとしてのキャリアについて、今の段階ではポール・マッカートニーの娘であることで損をすることも得をすることもないと語る。「そのことで困っていることはとくにないわ。姉たちや弟も同じ。私は事実を事実として冷静に受けとめているだけ」。そして、両親の名声とは関係なく「自身で自分の適所を切りひらいていきたい」と語った。


[新着ニュース一覧にもどる]