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ポール、シラ・ブラックに励ましの言葉を贈る


ビートルズのメンバーにとってキャバーン時代からの友人であり、NEMSのシンガーでもあったシラ・ブラック(56歳)は、肝臓癌と肺癌の治療のため入院していた夫ボビー・ウィリス(57)につきそい看病をしていたが、ポールは電話で次のような励ましの言葉を贈った。
「がんばれ。ふたりいっしょなら克服できる。毅然として、前向きでいるんだよ」
8月1日にポールの友人が明かしたところによれば、「ポールは、シラがどんなつらい思いをしなければならないのかよくわかっている。だからこそポールが贈ったメッセージは非常に前向きで励ましになるものだった。ポールは、こういう状況のときにはちょっとしたことでもすぐに気分がふさぎこんでしまい、何でも悪い方向に考えてしまうものだということをとてもよくわかっている。ポールが伝えたかったのは、ふさぎ込んでいるよりも、毅然として希望を持ち続けているほうがシラにとってもボビーにとってもはるかにいいということだ。それからポールはふたりに、なにか助けやアドバイスが欲しければいつでも喜んで力になると念を押していた」
一方、シラ夫妻の友人は1日、次のように語った。「ポールの言葉は、シラがまさに今必要としているものだった。ボビーはシラに、癌におかされたことは悲しいことだけれども、シラはシラで自分の人生を歩み続けなければならないと告げている。ポールのメッセージはボビーのその言葉を反映するものだ」。実際に、胸のはりさける思いをしていたシラは、ポールの言葉におおいに勇気づけられたという。そしてマネージャーでもある夫からの強い要望で、この8月3日からスタートしたロンドン・ウィークエンド・テレビジョンの番組“BLIND DATE”のリニューアル版に出演することで、仕事に復帰している(“BLIND DATE”はシラが1985年以来出演し、「イギリスでもっとも成功している女性」となった記念すべき番組)。
ボビーは7月中旬に医師から癌であることを告知され病院で化学療法を受けていたが、このほど退院した。
昨年リンダが亡くなったときには、シラ夫妻がポールに励ましの言葉を贈っていた。


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