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ポールを含めた有名人たちが狐狩り反対キャンペーンに起用される


イギリスで、狐狩りを2000年までに禁止しようというキャンペーン「デッドライン2000」がくりひろげられ、ポールもこれを支持していることをお伝えしたが、狐狩りに反対の立場をとるグループと賛成の立場をとるグループの双方が有名人を起用して熱い闘いをくりひろげている。
反対派のキャンペーン・フォー・ザ・プロテクション・オブ・ハンティド・アニマルズを支持しているのは、ポールのほかに俳優のジョン・ギルグッドやリチャード・ウィルソン、ラグビー選手のマーティン・オフィア、ポップ・スターのミッジ・ユーロ、BBCラジオのDJマーク・ラドクリフ、風刺作家のジョン・バード、コメディアンのショーン・ヒューズとデビッド・バディエルら。賛成派のカントリーサイド・アライアンスを支持しているのは、コメディアンのハリー・エンフィールド、自然保護論者のデビッド・ベラミー、俳優のジェレミー・アイアンズ、小説家のフレデリック・フォーサイス、サッカー選手のビニー・ジョーンズ、クリケット選手のイアン・ボサム、歌手のポリー・ハービーら。
ポールは「デッドライン2000」のキャンペーン・パンフレットに次のような序文を書いている。
「犬を連れた狐狩りとは、どう考えてみても『スポーツ』だとは言えない野蛮な慣行だと、僕はかたく信じている。人間が自分たちを『文明化された動物』だと言うならば、そう言う前にそのような野蛮な慣行は禁止しなければならない。人間は動物たちを虐待してしまうことがよくあるが、そうではなくて、この地球上にともに生きる動物たちに対する優しい気持ちを持って、動物たちを尊重しなければならない。狩りという野蛮な慣行をこれ以上続けていく理由はどこにもない。そしてその悪しき慣行が禁止されて初めて、人間は暗い時代と別れを告げ、明るい21世紀へと踏み出せるのだ」


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