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「PETAミレニアム・ガラ」パーティ後のポールのインタビュー


PETA主催の「ミレニアム・ガラ」のパーティ終了後、ポールは特別に設営されたテントの下で、『エンターテインメント・トゥナイト』や『ハリウッド・アクセス』などのアメリカのテレビ番組をはじめ、さまざまなメディアからのインタビューを受けた。
そのなかのひとつ、NBCテレビの番組『トゥデイ・ショー』(9月20日放送)によるインタビューで、ポールは動物実験の是非についてふれ、「アメリカの食品医薬品局はすべての医薬品に動物実験を義務づけている。だけどその一方で、動物を使う代わりにコンピュータ上のモデルを使って行なう実験も進歩を見せている」と述べた。
この日、リンダの名前がつけられた特別賞の第1回の表彰が行なわれたが、これについては、「すばらしいことだと思う。たぶんリンダは、賞に自分の名前がつけられたなんてちょっとくすぐったい思いをしているだろうけど、とても光栄にも思っているだろう。まじめな話、リンダは革命のリーダーだからね。ひとりの女性が、肉食の大の男たちにまっこうから立ち向かって体制と闘うなんて、並たいていのことじゃない。だけど実際にリンダはそれをやってのけた。恐れを知らない、ほんとうに勇敢な女性だった」
さらに、インタビュアーが前回ポールの自宅スタジオを訪れたとき、ポールはリンダの健康状態について「とても良好だ」と言ったが、それは「たいしたことがないようなふりをしていただけだったのか、それともほんとうに病気に打ち勝つことができると信じていたのか」と問われて、次のように答えた。
「君の言うとおり、そういうふりをしていただけだった。もちろん、リンダが亡くなる直前まで、僕らは希望を捨てなかったけどね。あれほどすばらしくて、たぐいまれな才能をもった女性と30年間も連れ添うことができて、僕はほんとうに恵まれていた。リンダはいろんな意味で、真の偉大なるアメリカ人だった」
また、テレビ番組『エンターテインメント・トゥナイト』のインタビューでは、リンダ亡きあとのことについて、「なんとかやってる。リンダも僕にいつまでもくよくよなんかしていてほしくはないだろうから」と答えている。


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