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ポールの『ワーキング・クラシカル』がイギリスで発売、プレミア公演にポールも出席

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ポールのクラシック音楽のニュー・アルバム『ワーキング・クラシカル』が10月18日にイギリスで発売された。これに先だって、10月16日にリバプールのフィルハーモニック・ホールで、アルバム収録曲を演奏するコンサートが行なわれ、ポールも弟のマイケルやリバプールの親戚をともなって鑑賞した。
ステージでは、ロンドン交響楽団のチューニングが終わると、ローマー・マー・カルテットが登場し、ステージ前方の台座で、「ジャンク」を演奏しはじめた。この曲のあとカルテットが去り、指揮者のアンドレア・クインが登場、オーケストラを「ア・リーフ」の演奏へと導いた。オーケストラの演奏が終わると、ふたたびローマー・マー・カルテットが登場して「ヘイメイカーズ」と「ミッドワイフ」の2曲を演奏した。
15分間の休憩をはさみ、コンサートの後半ではまずローマー・マー・カルテットが自分たちの曲を演奏した。「マイ・ラヴ」「恋することのもどかしさ」といったよく知られた曲に対する反応がもっとも大きく、オーケストラとカルテットが合同で「ラヴリー・リンダ」を演奏して、コンサートはクライマックスを迎えた。
そして、おちついた黒のスーツに白いシャツ、濃い色のネクタイという姿のポールが、大きな拍手と喝采に迎えられてステージに登場した。ポールはまず、「今夜の演奏会を可能にしてくれたすべての人たち」への感謝の言葉を述べた。「わざわざニューヨークから飛んできてくれた」ローマー・マー・カルテットや、「はるばるロンドンから来てくれた」ロンドン交響楽団、最後にリバプールの家族、とくに「とてもお行儀よく聴いてくれた小さな子どもたち」への感謝を述べ、愛するリンダに「このコンサートを捧げます」と言ってスピーチをしめくくった。


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