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ポール、ビートルズのフォトフィルムを制作中


ポールがイギリスのタブロイド紙『ミラー』(10月26日掲載)のインタビュ−に答え、現在進めているビートルズのフォトフィルムのこと、リンダのことや家族のことなどについて語った。インタビューはウェスト・ロンドンのスタジオで行なわれた「ブラウン・アイド・ハンサム・マン」のプロモーション・ビデオの撮影のあいまをぬって、ランチタイムにポールのために用意された広い楽屋で行なわれた。
リンダが撮影したビートルズの写真数千枚を使いアニメーションの手法をとり入れて制作しているフォトフィルムについて、ポールは次のように語っている。
「リンダは気にいったポートレートをたった1枚手に入れるために、たとえば23ショットくらい撮るんだ。それを全部見てみたら、被写体がまるで動いているように見えた。それでフォトフィルムを作ろうかなとリンダに話したら、リンダもとてもいいアイデアだと言ってくれた。最初に作ったのは、グレイトフル・デッドの約10分のフォトフィルムだ」
「リンダとふたりで作っておかなきゃならなかったフォトフィルムの材料は、ほかにもたくさんある。ジミ・ヘンドリックスとかザ・フーとか、リンダがすばらしい写真を撮っていたからね。もちろんビートルズも。ビートルズは僕が今手がけている作品だ」
「この作品は僕の愛する者たちの組合わせで作られる。リンダとビートルズのね。作るのにものすごく時間がかかるから、リンダの写真を映画にしていくのは僕の生涯かけての大仕事といってもいい。いつできあがるかは検討もつかないんだ」
「(ビートルズのフォトフィルムは)ようやく半分くらいできたかなという感じ。完成までには少なくともあと1年はかかるんじゃないかと思う。写真のほとんどは『レット・イット・ビー』のセッションのときに撮影したものだ。映像ができあがったらビートルズ・ナンバーをかぶせようと思っている。おもしろいアイデアがいくつかあるんだけど、残念ながら今は教えられない。作業はものすごくおもしろいよ。それこそ趣味でやってる仕事だね」


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