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ポール、BBCテレビの音楽番組に出演、ライブ演奏も


ポールはニュー・アルバム『ラン・デヴィル・ラン』のプロモーションのために、11月6日にBBC2の音楽番組『レイター・ウィズ・ジュールズ・ホーランド』に出演し、ライブ演奏も行なった。ポールがイギリスのテレビでバンドによるライブ演奏を行なうのは、1993年の『トップ・オブ・ザ・ポップス』以来6年ぶり(1997年にはモニターを使ったひとりパフォーマンスを披露したことがある)。
ポールはジュールズとグランド・ピアノの前に座り、ビートルズの「ヘイ・ブルドッグ」のビデオを観たあと、短いインタビューに応じ、バンドのメンバーを紹介した。バンドはアルバムに参加したメンバーと同じで、デイブ・ギルモア(ギター)、ミック・グリーン(ギター)、イアン・ペイス(ドラム)、ピート・ウィングフィールド(キーボード)。ポールはリラックスしたようすで「ハニー・ハッシュ」「ノー・アザー・ベイビー」「ブラウン・アイド・ハンサム・マン」(クリス・ホールがアコーディオンで加わる)、「パーティ」(ジュールズがピアノで加わる)の4曲を演奏した。インタビューの内容は以下のとおり。

レコーディングはどのようなものだったか。「ほとんどが一発どりだ。グループとしてライブ・レコーディングしたんだ。このアルバムは、生の、ライブの音をとらえていると思う」
ビートルズの要素として、個人的に気に入っているところは?「なかなか悪くないバンドだったところかな!そうだね、4人が集まったときに起こる化学反応が決定的な要素だった。ビートルズはまったくタイプの違うメンバーがそろった、興味深いグループだったよね」
作曲を始めたきっかけは?「昔のライブは、数バンドが出演するものがほとんどだった。だから、カバーばかりやっていると、自分たちがステージに上がるころには、予定していた演奏曲目が前のバンドに全部演奏されていたりするんだよ。それで僕らは、B面やあまり知られていない曲を選ぶようになったんだ。そのうち、究極の選択として、自分たちで書いたほうがいいんじゃないかという結論に達したわけさ」
また、「クラシックの新作がアメリカで1位になりましたね」と言われて、「どんな音楽も音楽であることにはかわりはない。良質の作品であるかぎり、ジャンルは関係ないんじゃないかな」


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