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リバプールの道路標識「ビートルズ生誕の地」をめぐって


リバプールの高速道路の標識をめぐって、リバプールと国が対立している。高速道路M6のリバプール市の境界に設置するために、市が用意した"Liverpool―birthplace of the Beatles"(リバプール:ビートルズ生誕の地)という標識が、国の環境、運輸および地域省から認められずにとりさげられた。同省では、標識に「ビートルズ」という具体的な文字が入っているため必要以上にドライバーの目をひき、事故を招きかねないという理由をあげている。観光地を示す標識はM6、M68、M62に設置されることになっており、ほかの標識は「サッカー競技場」など一般名詞を使ったものになっているという。
市の観光担当議員は次にように語っている。「ビートルズはリバプールをアピールする最大のポイントなのだから、使っても許されるはずのものである。リバプールがビートルズの生誕の地であるということはゆるぎない事実なのだから」
キャバーン・シティ・ツアーズのスポークスマンも、「『シェークスピアのストラトフォード』という標識は認められているのに、ビートルズはだめというのは納得できない」と述べている。


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