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ストロベリー・フィールズの門、盗まれる(続報)


ストロベリー・フィールズの門が盗まれた。5月12日(金)午前11時45分ごろのことで、救世軍養護施設の話では、朝、泥棒たちは大胆にも門を取り外し、フォードの青いトランジット・バンに積みこんで逃走したとのこと。施設の敷地内で朝のお祈りをしていた子どもたちが、高さ8フィート(約2.4メートル)、幅10フィート(約3.5メートル)の鉄製の門が盗まれるところを目撃しているが、スタッフたちは常にビートルズ・ファンたちが写真撮影をしているので、とくに気にかけなかったという、
しばらくして門がなくなっていることに気がついたが、すでに門は切り取られていた。
ファンのあいだではストロベリー・フィールズは「ジョン・レノンの聖地」とされていて、訪れた世界中のビートルズ・ファンが、ジョン・レノンに敬意を表して門にサインを残していくため、施設では何度もペンキを塗りなおしていたという。
養護施設の女性スタッフは、門が盗まれたのは、10月9日のレノン生誕60周年と関係しているのではないかと話している。13日になって門は戻されたという。リバプールでスクラップの鉄を扱っているディーラーから警察署に連絡が入った。ディーラーの話によるとだれかからスクラップの鉄として買い取つたが、ニュースを見て、ストロベリー・フィールズの門と知り、警察に連絡したとのこと。
現在警察は犯人を捜索中(5 /17現在)。門はここ1、2週間で、ふたたび取り付けられるが、再度盗まれないように考慮するとのこと。
ともあれ、門が戻りほっとした。


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