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映画『アメリカン・ビューティー』エンド・クレジットに‘Because’


公開中のアメリカ映画『アメリカン・ビューティー』で、ビートルズ・ナンバー‘Because’が使用されている。これはエリオット・スミスによるアカペラ風カバーで、エンド ・クレジットで流される。
映画は第72回アカデミー賞作品賞、主演男優賞(ケビン・スペイシー)ほか5部門を受賞。イギリス演劇界で活躍するサム・メンデスの映画初監督作品だ。
リストラ寸前のストレスを抱え、「死んだ」生活を送る主人公レスターが、娘の同級生の美少女に性的妄想をふくらませて一転、キレてしまったことから始まる悲喜劇を描く。理想の生活を目ざし、不動産ブローカーの仕事に燃える妻キャロリン、父親を軽蔑し、怒りを抱えた典型的なティーンエイジャーの娘ジェーン。郊外に一戸建てを構える一家の日常と心情が、彼らのフェイバリット・ナンバー(レスターはビル・ウイザーズやザ・フー、キャロリンは60年代オールディーズ、ジェーンはエリオット・スミス、 イールズ、ゴメス)をまじえてきめ細やかに描かれ融合している。スコア部分を担当したのは、トーマス・ニューマン。


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