新着ニュース Tate Gallery Liverpool“ABOUT COLLAGE”展開催中!! 7 April 2000 - 4 March 2000 リバプール旅行の予定のあるメンバー必見！ About（〜について）：〜にかかわる；〜のテーマで；〜に近づいて；〜のすべての面にCollage（コラージュ）：紙、布、写真の断片などを使い乾いた下地に張り付けて創作される芸術方法； 関連のないものの収集。 ピーター・ブレイクはコラージュの限界に挑戦するため、テート・リバプールと密接に関わり展示品をセレクトしている。彼のキャリアを通しブレイクは技法の実践に大いに貢献してきた、また彼のスタジオにはコラージュのすばらしいコレクションの数々とファウンドアート（天然の造形物ー流木・岩石などーを芸術品とみなす）の材料が集められているテートと彼自身のコレクションから集められた作品群、About Collageはブレイクの題材に対する深い尊敬、あらゆる角度から題材を探究する欲望を明らかにするブレイク個人のコラージュの物語を紹介します。 "アバウト・コラージュ"本用のナタリー・ラッドとのインタビューの中でブレイクはサージェント・ペッパーのカバーがどのようにして出来たかを説明している：「その時、ロバート・フレイザーはギャラリーを持っていた。彼はたくさんのミュージシャン達にとって友人だったし、ポール・マッカートニーにはどの美術品を買ったら良いかアドバイスしていた。サージェント・ペッパーのカバーのためにロバートはポールにこう言った、数年のうちに大多数の中の１枚にしないようにサイケデリックにはしないほうがいいと、そしてレコード・カバー・デザイナーというよりもアーティストとして任せるよう提案した。」...「私が到着した時、ビートルズはドイツのマーチング・バンドの様な格好をすることに決めていた。そのマーチング・バンドはコンサートをちょうど終えたような感じにすることにしたので、私は公園のセットをつくることにした。その他の私の寄贈物は、等身大の切り抜きと蝋人形で摩訶不思議な群衆をつくるのに使われた。絶対に集められないような種類の群衆だったね。メンバーの一人ひとりに誰を入れたいかリストを作るように頼んだんだ。」 ・アバウト・コラージュ展はジョン・レノンとポール・マッカートニーの作品も展示する。ポールの作品は最近のコンピレーションだが、ジョンのほうはリバプール・アート・カレッジにいた１９５０年代に遡る。その作品はジョンの親しい友人のスチュアート・サットクリフによるいくつかの作品にとても似ている。コラージュは暗く重苦しく、ほとんど「地獄のよう」で、ティーンネイジャーの複雑な心境、そして女性への脅迫観念を表わしているかのように見える。ジョンの母親は１９５８年に他界した。
Untitled
The World ジョンのにぎやかなコラージュとは対照的に、ポールの作品には彼自身の個性ー素朴・明白ーが存在する。動物のイメージはおそらくリンダの菜食主義がもとである彼の継続的サポートであろう。十字のレイアウトが人目につかないはずはない。ピーター・ブレイクはポールに彼の音楽の才能を音のコラージュ、彼が追い求めていた何かに使ってはと提案した。 サージェント・ペッパー・アルバムに続いてブレイクは音楽業界から多数の問い合わせを受けた...ほとんどを断わったが。しかしボブ・ゲルドフのBand Aidシングル「Do They Know It's Christmas」とLive Aidのポスターの依頼はきちんと受けた。
Live Aid - The Poster
Stanley Road - Paul Weller ポール・ウェラーのアルバム「Stanley Road」のカバーはブレイクによってつくられたもうひとつのプロジェクトである。後の"アバウト・コラージュ"のインタビューでブレイクは「また、ポール・ウェラーも彼が子供のとき初めて買ったレコードのサージェント・ペッパーの私の仕事を好きだったので私に依頼したんだ。彼がビートルズと新しいバンドのリンクだという事実が気に入ったので承知したんだ。」続けて言う「そしてサージェント・ペッパーの時、ポールにカバーに入れたいお気に入りのものを持ってくるように言ったアイデアをここでも使ったのさ。」 ●テイト・ギャラリーで販売されている、アート・コレクションは、ビートルズ・クラブでお求めいただけます（予定）。 |
