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ポール、ブライアン・ウィルソンのプレゼンテーターをつとめる


6月15日、ニューヨークのシェラトン・タワーズ・ホテルで第31回「ソングライターの殿堂(ソングライターズ・ホール・オブ・フェイム)」の授賞式が開かれた。式にはポール・マッカートニーも出席し、受賞者のひとりであるブライアン・ウィルソン(ビーチ・ボーイズ)のプレゼンテーターをつとめた。 ポールはブライアンを「ソングライターであることに、僕はいつも大きな誇りを抱いてきました。そして今夜、ブライアンに賞が贈られますますその思いを強くしています」と紹介。ビートルズのアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』がビーチ・ボーイズのアルバム『ペット・サウンズ』に影響されて生まれたという有名なエピソードを披露し、ブライアンを「アメリカが生んだ天才のひとり」と賞賛した。また、ジェイムス・テイラーも「『Pet Sounds』は音楽界の流れを変えた。このアルバムでウィルソンは、ミュージシャンとして驚くべき挑戦をしている。ビートルズが『Sgt. Pepper』を制作したのは、このアルバムに刺激を受けたからだ」と語った。
ブライアンはこの受賞にとても感激し「音楽は私の人生です。みなさんの私へのメッセージは、私の人生には意味があったと思わせてくれました」と語った。

そのあと、ハンソン(1980年代生まれの3人兄弟グループ。1998年にはリンゴ・スターの「ラ・ディ・ダ」のプロモーション・クリップにも出演)がビーチ・ボーイズのヒット曲「神のみぞ知る」を演奏し、ブライアンの殿堂入りをたたえた。
ブライアンといっしょに受賞したのは、ソウル・シンガーのジェイムズ・ブラウン、ソウル・シンガーのカーティス・メイフィール(昨年亡くなっている)、シンガー・ソングライターのジェイムズ・テイラー、イーグルスのソングライター・コンビ、ドン・ヘンリーとグレン・フライのふたり。ジェイムズ・テイラーのプレゼンターは、キャロル・キングがつとめた。さらに、エルヴィス・プレスリーのヒット曲などで知られるジェリー・リーバーとマイク・ストーラーに、「ソングライターの殿堂」の創立者である作詞作曲家ジョニー・マーサーにちなんだ特別賞「ジョニー・マーサー・アワード」が贈られた。

フィナーレには、ポールをはじめ、出席者全員で、リーバー=ストーラー作品の「スタンド・バイ・ミー」と「カンサス・シティ」を演奏。「スタンド・バイ・ミー」の共作者でもあるベン・E・キングも演奏に加わり、ポールとジェイムズ・ブラウンがマイクを分けあいながらリード・ボーカルをとった素晴らしい授賞式となった。
下記サイトで、ポールの楽しそうな、自然な写真が見ることができます。

●ぜひ、アクセスしてみて下さい。
* Paul and Brian Wilson #1: http://news.excite.com/photo/img/ap/songwriters/hall/of/20000616/nyr141
* Paul and Brian Wilson #2: http://news.excite.com/photo/img/r/entertainment/songwriters/20000616/nyk52d
* Paul and Brian Wilson #3: http://news.excite.com/photo/img/r/entertainment/songwriters/20000616/nyk51d
* Paul and James Brown #1: http://news.excite.com/photo/img/ap/songwriters/hall/of/20000615/nyr140
* Paul and James Brown #2: http://news.excite.com/photo/img/r/entertainment/songwriters/20000616/nyk50dr
* Paul and James Brown #3: http://news.excite.com/photo/img/r/entertainment/songwriters/20000616/nyk53d
* Paul, James Brown and Brian Wilson: http://news.excite.com/photo/img/r/entertainment/songwriters/20000616/nyk50d


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