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ペニー・レインにミレニアム記念緑地オープン


リバプールのペニー・レインにある2エーカー(およそ8,000平方メートル)の見捨てられた土地が地元の人々とビートルズ・ファンのための『ペニー・レーン・ミレニアム・グリーン』に生まれ変わることが決定した。
この土地は、かつてグローブ・マウント・プレイング・フィールドと呼ばれていた運動場で、1960年代にはリバプール学校サッカー協会が管理していたが、6年前、きちんとした話し合いもなく、ここを開発業者に売却する話が持ち上がり、地元住民の強い反対にあった。協会は1998年5月に撤回し地域住民のためのオープンスペースとして残されていた。
その後、The Penny Lane Community Association (PLCA)ペニー・レイン地区の住民自治会は、 Liverpool councilリバプール市議会の援助を受けながら、ここを公共の公園としてよみがえらせるための住民キャンペーンを展開。署名を集めたり、手紙を書いたりして、田園委員会(イングランドの国立公園などを管理する非政府組織)に3年を費やして働きかけた結果、この土地が、ミレニアムを記念してすべての世代の人々が利用できる緑地250か所のひとつに選ばれ今年度、末にもオープンする予定。

PLCAのリーダーのJim Goughは、「地元の人々にこの公園を使ってもらうということが大変重要なことであるとともに、毎年この地を訪れるビートルズ・ファンもリラックスしたり、ピクニックなどのため、使ってくれるだろう。今後この公園は地域経済の活性化にもつながることだろう」。と語った。
また、リバプール市議会の Mike Storeyは、「これは地域活動の素晴しいひとつの成功例だ。地元の人々とビートルズ・ファンのための公園というアイデアは素晴らしく、かつ、エキサイティングである。公園のために観光客向けのチャリティ・イベントなどの計画も望まれている。世界中のビートルズ・ファンがペニー・レーンの新しい名所で会えるのも、もうすぐでしょう。」。と語った。


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