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リバプールにビートルズのホテルがオープン!


ビートルズをテーマにしたホテルが、リバプールの中心街で計画されている。
ザ・ハード・デイズ・ナイト・ホテルと呼ばれるそのホテルは、一新したキャバーン・クラブ(1950年代後半から1960年代前半にかけて、デビュー前のビートルズが出演したライブハウス)の隣に建設される予定。

このプロジェクトにも関与している、キャバーン・シティー・ツアーズのマネージャー、スティーブ・マッグリスキンは興奮気味にこう語っている。「リバプールにビートルズの展示品を見に来る観光客の多くはデイ・トリッパー(日帰りの旅行者)だからね。ぼくたちは、地元の経済をうるおしたいし、そのためには、観光客を”デイ・トリッパー”から“お泊り”の客にしたいって訳さ。ビートルズ・ストーリーのそれぞれの段階を全て−そう、ビートルズが初めてこのキャバーン・クラブに現れた時から、12月にポールが再びここへ現れるまでのね−それを、客室の壁に壁画として描くのさ。どの部屋も「ホワイト・アルバム」とか、「サージェント・ペパー」とか、「イエロー・サブマリン」とかいうように、それぞれのテーマを持たせた雰囲気づくりをしようと思っているんだ。いわゆるビートルズ・ストーリーのそれぞれの時代を全てのベッド・ルームに描き込んでもらうんだ。そのために、世界的に有名な壁画家をアメリカから招きたいと考えているんだよ。」
しかしながら、マッグリスキンは、ホテル建設はまだ計画の段階だし、100%確実なことだとは言えないと強調している。

また、テーマ・ルームに加えて、ビートルズ・メモラビリア(記念館)もまたこのホテルの呼び物の一つになるだろう。展示品の中には、なんと、ポール・マッカートニーが所有していたサイン入りのヘフナー・ベースも収蔵されるとのこと。「あれより良いものは無いんじゃないかな。」とマッグリスキンは語る。
4つ星クラス、ビクトリア朝風、18メートルのホテルは、2001年からの営業開始の予定だ。


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