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リパ(LIPA)に偉大なコメディアン、アーサー・アスキーの栄誉の記念の額が飾られた


Liverpool Institute of Performing Art (リパ)に、偉大なコメディアンの、アーサー・アスキーの栄誉をたたえた記念の額が贈られた。
アーサーの100歳を記念して、もう一人の偉大な人物、ケン・ドッド(Ken Dodd)がイギリス・コメディー協会(British Comedy Society)に持ちかけ、アーサーの誕生の地リバプールで彼の名前が蘇ることになった。

・ポールとアーサーのエピソード
アーサー・アスキーは、「優しいおじさん、アーサー」として、多くの人に知られている。
彼はLIPAがリバプール男子専門学校(Liverpool Institute for Boys)だった頃の学生だった。偶然にも、LIPAの創設者ポールと、笑いの巨人アーサーとちょっとした、関係があった。
アーサーは、11歳でこの学校に入学した。その何十年か後に、入学したもう一人の生徒は、受け継いだ机に彫られている、AAのイニシャルを見つめていたのだ。
AAのイニシャルは、もちろん、アーサー・アスキーが彫ったもので、そんな有名人のイニシャルがある机を、使うことを喜んでいたのが、ポール・マッカートニーだった。何年か後に、ポールは、どうやって、あのような硬い木の机に、イニシャルを彫ったのかとたずねる手紙を、アーサーに送ったこともあった。

イギリス・コメディー協会の創設者で、副会長を務める、ジョン・ガテンビー(John Gatenby)は、「他にピーター・セラーズ(Peter Sellers)、トニー・ハンコック(Tony Hancock)、チャ‐リー・チャップリン(Charlie Chaplin)、ノーマン・ウィズダム卿(Sir Norman Wisdom)など、28人の、著名人の額縁が飾ってあります。今度は、リバプール出身の、偉大なコメディアンの、栄誉をたたえます」と語った。
アーサーは、ディングルのモーゼ通り、29番地(29 Moses Street, Dingle)で、1990年に、帳簿係の息子として生まれ1982年にこの世を去った。


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