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ヘザー・ミルズ、クリントン大統領と会見他


ヘザー・ミルズ(32)が、今度はクリントン米大統領に会う。国際的な地雷廃止運動に参加してもらえるよう、クリントン大統領を説得するためだ。1993年の交通事故で片足を切断したミルスは、シエラレオーネや旧ユーゴスラビアの戦地で負傷し、義肢を必要としている障害者のために、積極的に慈善活動を行っている。
自らヘザー・ミルズ基金を創設し、地雷犠牲者のための資金を調達しているヘザーは現在、戦争が終わっても埋められた地雷で犠牲者が出ていることから、地雷の製造禁止を求める国連キャンペーンに参加している。
ヘザーは、クリントン米大統領に会うことに緊張感はないという。キャンペーンに参加してもらえるよう大統領を説得するまでは、アメリカから戻らない決意だ。「大統領に会うことに不安はありません。大統領だって普通の男性ですし、アメリカに行くことをとても楽しみにしています。すでに大統領補佐官や顧問には会っているので、今度は大統領本人に会あって、アメリカでの地雷製造を中止するよう求めるつもりです」と語っている。
米政府は米兵の駐在地で兵士たちを守るには地雷が必要だと弁明している。さらに、現地の住民を危険にさらさずに米兵を保護するためという名目で、現在、有効期限を管理できる新しい地雷を開発しているという。「米政府に地雷廃止運動に参加してもらえるよう、さまざまな解決策を考えています。できるだけ早くクリントン大統領に会って話がしたい。クリントン政権を前向きな姿勢で終わらせるためにも、大統領はきっと署名してくれると確信しています」とヘザーは言う。
だが、映画“Wedding Tackle”のチャリティ試写会に出席したヘザーは、彼女の慈善活動のために15万ポンドを寄付したというポール・マッカートニーについてはノーコメント。「私はいつも自分に正直に、明るく生きてきました。そして初めて、自分よりはるかに知識も名声もある男性と知り合いました。私には彼の話はできません。私の言葉で彼の名誉が傷つくことがあってはならないからです。彼との関係はとても大切なものですから、これからも私は何も言うつもりはありません」と断言した。
障害を負っても前向きに生き、他人を熱心に支援しているヘザーの姿が、サー・ポールの心を動かしたという。ポールは「最初に会ったとき、ヘザーは両手両足を失っても果敢に生きている少女に“勇気賞”を贈ったんだ。ふたりの勇気あふれる姿はとても感動的だった」と語っている。

※8月日14日 イギリスのタブロイド紙、ミラー(Mirror)によると最初は子供たちも、ヘザーとポールとの関係を応援していた。特に、2年前に妻リンダを亡くしてから、ポールに何かいいことが必要であるのを認めていた。しかし今は、もとビートルズのメンバーが32歳のへザーに夢中になっていることを、心配している。結婚するのではないかとの噂まで飛び出してきている。ポールの子供たち、特に、メアリー(Mary)とジェームス(James)は、ポールとヘザー・ミルスの関係を好ましく思っていない。そして、その関係が急展開していることを心配している。ミラー紙はまた、ミルスがいっしょにいる家族の集まりに、子供たちは出ないとも報告している。


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