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ポール画集『Paintings』サイン会


ポールが12月13日午後1時から2時までロンドン、ピカデリーの書店でポールの画集『Paintings』の発売を記念したサイン会を開催した。ポールは、このようなイベントを行うのは初めてのことだ。 徹夜組を含めて、開店前から何百人というファンの長い列ができた。ファンの中にはイギリス国外から駆けつけた人もいた。
1時をまわり、1台のベンツが止まり中からポールが姿を見せると、すさまじい歓声が上がり、ポールは手を振ってそれに応え足早に建物の中に入って行った。
見事いちばん乗りを果たしたのは、はるばるケントから来たという親子で、
娘のクララ(11歳)はサージェント・ペッパーのTシャツを着てポールと対面、サインしてもらった本を大事に抱え、「前の日から並んだ甲斐があった。」と話していた。
また会場には報道陣も多数かけつけ、ポールへの関心が今もまだ絶大であることを知らしめた。
めでたくサイン本を手にしたある女性は、なんとポールにキスをされ、「一生手離しません。本当は息子へのプレゼントと思って並んだのですが、どうやらどうやらそうはいかなくなってしまいそうですね。ほんとうにステキな人でした。死ぬまで忘れません。」と、カメラマンや記者たちに囲まれるなか興奮した様子で話した。
ポールは「昔から絵を描いたりすることはずっと好きだったんだ。でも本格的に描き始めたのは40を過ぎてから。人の人生は40からだって人に言われてね。」話し、また彼の絵についていろいろと批評めいたことを言われていることに関しても、「これはあくまで趣味の世界だからね。まったく気にならないよ。」と笑った。
この画集に収められている作品の展覧会がドイツ、ロンドン、ブリストル、そしてニューヨークで開かれる予定。
さらにこの日ポールは、先に発売され記録的な大ヒットとなっているビートルズのベストアルバム“1”について、「まさに気分は最高といった感じだね。こうして何年
たってもたくさんの人に聴いてもらえて、しかもヒットチャート1位が獲れるなんていうのは。確かにあのアルバムはよくできた作品だと思うよ。」と語った。 ポールはさらに「新曲も作っている最中だし、詩集も出す予定でいる。画集以外にももっともっとみんなを驚かせるようなことをしたいと思ってるよ。」と話している。

さらに約1時間半後、書店からさほど遠くないMPLに到着したポールは、彼を待っていた20人ぐらいのファンひとりひとりにサインをし、つめかけるファンには「押したらダメだよ。押したら帰るよ。」と言い、引き続きサインに応じたという。ビルに入る前ポールは、これから自分は会議があり何時間もかかると思うので、これ以上待たないようにと言い、最後にエレベーターのなかからファンに手を振った。


※ イギリス『タイムス』紙は抽選で10名に『Paintings』サイン本をプレゼント。
あて先はMacca Competition, The Times, 1 Pennington Street, London E1 9XN.U.K
またはe-mail: alex.oconnell@the-times.co.uk まで。
締め切りは12月20日。必ずポールの名前を文字ったダジャレ(英語)をひとつ書いて送ってくださいとのこと。


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