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●“A HARD DAY'S NIGHT”(つんくが完コピーやっちゃったヤア!ヤア!ヤア!VOL.1)
つんく
商売上手なつんくが今度はビートルズに目をつけた!
「VOL.1」ということはVOL.2もあるということか。次は「つんくが完コピーやっちゃったモーニング娘VOL.2」あたりでも期待してみますか。そういえばゲストでほとんど聞こえませんが、財津和夫も参加。
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●“HEAVY CONSTRUCTION”(ヘヴィ・コンストラクション)
KING CRIMSON(キング・クリムゾン)
2000年のヨーロッパ・ツアー中にサウンド・ボードから録音された3枚組のアルバム。‘Tomorrow Never
Knows’をカバー。クリムゾンと‘Tomorrow Never Knows’という組み合わせは想像どおりだが、サウンドも想像どおり。まるくなったクリムゾンのアバンギャルドをどうぞ。
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●“OWN UP+THAT'S ALL+2”(オウン・アップ+ザッツ・オール+2)
TWICE AS MUCH(トゥワイス・アズ・マッチ)
イギリスのソフト・ロック・シーンで人気があったポップ・デュオの1966年のファーストと1968年のセカンドをリマスターし、収録したお得なアルバム。発売が待たれていただけにジャケットの作り方もきれいでいいです。‘Help’と‘We
Can Work It Out’をカバー。
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●"HEAD FIRST" (『ヘッド・ファースト』)
BAD FINGER(バッドフィンガー)
ビートルズのメンバーからの評価も高く、数多くのセッションに参加したバッドフィンガーの実質的なラスト・アルバムにあたる未発表アルバム。
1974年にアップル・スタジオでレコーディングされているが、完成度が高いにもかかわらず発表に至らなかったのは、マネージャーの不当搾取など数多くの問題を抱えていたことと大いに関係している。残念なのは現在でもバッドフィンガーの名前をずっと引き継いでいるジョーイ・モーランドが参加していないことであるが、4か月後にみずからの命に終止符を打つピート・ハムとその8年後に同じく命を絶つトム・エバンスの息の合ったハーモニーとナチュラルなサウンドは初期バッドフィンガーを彷佛ほうふつとさせ、すばらしい。未発表を含むボーナスのデモ盤付き2枚組。
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●“GILBERTO GIL & MILTON NASCIMENTO”
(ジルベルト・ジル&ミルトン・ナシメント)
レゲエで‘Something’をカバー。渋いボーカルはどこかクラプトンを彷佛ほうふつとさせる。陽気なブラジルの音楽は夏にピッタリですな。
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●“AREA CODE 615”(エリア・コード615)
VARIOUS
プレスリー、ディラン、そしてジョージのバックでレコーディングしたこともあるナッシュビルのミュージシャンたちによるアルバム。バンジョーやバイオリンがメインに据えられたカントリー・サウンドで‘Hey
Jude’‘Lady Madonna’‘Get Back’をカバー。インストアルバムです。
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●“PANDEMONIUM SHADOW SHOW, AERIAL BALLET AND AERIAL PANDEMONIUM
BALLET”(パンデモニウム・シャドウ・ショー、エアリアル・バレエ・アンド・エアリアル・パンデモニウム・バレエ)
HARRY NILSSON(ハリー・ニルソン)
1967年と1968年発表のアルバムと未発表やリミックスを含むコンピレーション盤の3つを2枚にしたお買得CD。ハリー・ニルソンといえばバッドフィンガーの‘Without
You’や「失われた週末」のジョンの相棒というイメージがあるけど、これを聴くとイメージが変わります。顔が若いのはしょうがないですが、声がきれいなのに驚き。ジョンとポールが聴いたとたんに「君はグレイトだ!」とみずから電話したという‘She's
Leaving Home’と‘You Can't Do That’を収録。‘You Can't Do That’はいろんなビートルズの曲が詰め込まれているので、どれだけ発見できるかでビートル・マニア度をチェックできるスグレモノ。しかし、この人ジョンのユーモア感覚とポールのハーモニーセンスをバランス良く持っているのがすごい。永遠の名曲‘Everybody's
Talkin'’も収録。さあ、これを聴いて天国のニルソンに電話をしよう。ジョンと飲みまくってるかも、ね。
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●“THE LONDON YEARS”(ザ・ロンドン・イヤーズ)
THE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)
1960年代にレコーディングされたシングルを集めた3枚組のコレクション。ちとお高いですが、ジョンとポールがストーンズに提供した‘I
Wanna Be Your Man’とコーラスに参加した‘We Love You’の両方が聴けるのはこのアルバムだけ。ミックとキースが「愛こそはすべて」にコーラスで参加してくれたお礼にとジョンとポールがコーラスで参加した‘We
Love You’は‘It's All Too Much’の出来損ないのような曲だが、一聴の価値あり。このアルバムで当時ビートルズに次ぐ人気バンドだった彼らの足跡をたどってみるのもいいかもしれない。
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●VIDEO“KIDS ARE ALRIGHT”(キッズ・アー・オールライト)
THE WHO(ザ・フー)
ファンのあいだでビートルズv.s.ストーンズが論争されていた60年代に飄々(ひょうひょう)と登場し、「もっともオシャレなグループ」としてモッズたちに愛されたバンド、フーのドキュメンタリー・フィルム。ピート・タウンゼントのビートルズに対する意味深なコメントもあり、キース・ムーンは兄と慕うリンゴとツー・ショットで登場。キース・ムーン亡きあと、キースにドラムのレッスンを受けたリンゴの息子、ザックがドラムを担当したのは記憶に新しい。
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