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ビートルズ劇がモスクワの芸術劇場で上演


モスクワのMkhat劇場がビートルズの歌に登場する人物を題材にした劇、「ビートルズの少女たち(Devushki Bitlov)」を上演している。
サ−ジェント・ペパー、ルーシー、セクシー・セディー、ミッシェル、リタなどの人物が、ビートルズの曲にある物語と、ビートルズ自身との係わり合いを織り交ぜた人生を展開していく。
リタはリンゴと寝たことを告白するガソリンスタンドの従業員、セクシー・セディーはジョンを養子にしたと言っているソウェト(Soweto)出身の娼婦、ルーシーはLSDとピストルを持ってジョン・F・ケネディーを暗殺するため、飛行機に乗ってニューヨークへ行くが、その代わりに、ジョージ・ハリスンといっしょにLSDを飲み込んでしまう。
通常はクラシック作品しか上演しない劇場で、批判的なコメントがあったにもかかわらず、チケットが完売したという点から、観客がこの劇を成功へ導いたと言える。
『モスクワ・タイムズ』紙は、「『ビートルズの少女たち』は、世界でも有名な劇場における、新たな時代の幕開けである。」と言っている。


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