新着ニュース 『モジョ(MOJO)』誌7月号のインタビューのなかで、ポールは、コンサートで歌うリンダの声だけを録音した海賊盤が、『ウイングスパン』を制作した大きな理由であることを語った。 その海賊盤とは『ネブワース・コンサート』の中で歌われた‘Hey Jude’の、リンダのバック・ボーカルの声だけを、サウンド・エンジニアの笑い声とともに抜き出したテープのことである。リンダはこのテープの存在に大変傷ついていたようだ。 ポールは「『ウイングスパン』を制作してよかったことは、『ウイングスパン』がリンダのすばらしさを証明しているっていうことなんだ。僕はリンダが『ウイングスパン』をやりたがっていたのを知っていた。これが真実を語ってくれるだろう、と。『ネブワース・コンサート』のテープのように、彼女が受けたあらゆる侮辱とともに。だから彼女はいつも真の姿を伝えてくれるものを望んでいた。『ウイングスパン』がそれをかなえてくれたんだ。リンダがプレイしているのも見られるし、彼女の美しい声も聴けるんだ」と語った。
|