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速報!ジョン・レノン・ミュージアムでオノ・ヨーコがイベントを開催!

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ジョン・レノン・ミュージアムは、6月17日(日)にオノ・ヨーコを招いて『ドングリ・イベント』を行う。これは、33年前の1968年6月15日にジョンとヨーコがドングリを植えたイベントにちなんで埼玉県下の小学校など、3団体にドングリの苗木を贈呈するもの。
当日は午前10時までに来館した先着100名が、入場券を購入の上、このイベントに参列することができ、参加者へもドングリの苗木が計100本贈呈される。なお、このドングリの苗木(樹木名:ナラ)はジョンゆかりの軽井沢で育ったもの。
また、ミュージアムではこれを記念して、6月17日から7月15日まで、来館者を対象に、ヨーコ発案の平和と夢をテーマにしたバッジ(2種:画像参照)を計2000名に抽選でプレゼントする。
なお、ミュージアムでは、1969年にジョンとヨーコが世界の元首にドングリを送った『愛と平和の小包』の実物を期間限定(6月17日〜7月15日)で特別展示する。今回の展示ではその小包の中身を透視したレントゲン写真も併せて展示され、入れられた2個のドングリの透視画像を見ることができる。

『ドングリ・イベント』とは・・・
コンベントリー大聖堂で行われた『全イギリス彫刻展』にジョンとヨーコが出展した作品が『ドングリを植えるイベント』で、リビング・アートととして2個のドングリをひとつを東に、もうひとつを西に向けて地面に植えた。ふたつのドングリはジョンとヨーコの出合いと愛を象徴し、東西の文化の融合と成長を象徴している。リビング・アートとは生命活動、つまり、ドングリが芽生え、樹として成長し、枯れ、またその樹が作ったドングリが芽生えるというそのもの自体をアートしてとらえた作品である。イベントはそのものは、ドングリが正確に東西に向けて埋められたあと「近いうちに東と西がひとつになることを望みます」とジョンが述べて数分で終了した。ドングリが植えられた場所には作品のタイトルとして、『ジョン・レノンによる「ヨーコ」、ヨーコ・オノによる「ジョン」、1968年5月のいつか』と刻まれた銀のプレートが置かれた。

『愛と平和の小包』とは・・・
ジョンとヨーコは、1969年に世界各国の大統領や首相などの指導者に、ドングリを小さな箱に入れて、『愛と平和の小包』として送り、植えてもらうように依頼した。これは『ドングリを植えるイベント』に続く平和イベントとして行った。チリの大統領に送られた小包は、当時チリが内戦状態だったため、返送され未開封のまま現存している。今回ジョン・レノン・ミュージアムで展示されるのがそれだ。


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