新着ニュース
豆・マメ・あらかると
●CD
|
●“FROM HAMBURG TO HERE”
(フロム・ハンブルク・トゥ・ヒア)
Featuring Paul McCartney, Linda
McCartney, Denny Laine, Tony Sheridan, Kenny Everett plus interviews
with John Lennon, Ringo Starr
なんともややこしいアルバムの登場だ。タイトルと豪華なクレジット、そしてポールやジョン、リンゴ、そしてエプスタインまでも登場させたジャケットでビートルズ・ファンがこのCDを購入してしまうことは間違いないのだが、まず、M1〜5のトニー・シェリダン&ビート・ブラザーズ名義の曲だが、1996年バージョンと書いてあるとおりビート・ブラザーズと言ってもビートルズのことではない。トニー・シェリダンがハウイー・ケイシーと組んだユニットのようである。M6は“RED
ROSE SPEEDWAY”のアウトテイク、M7は1974年のウイングスのナッシュビル・セッションで録音されたもの。クレジットはデニー・レインwithポール&リンダ・マッカートニー。わけのわからないのはM8〜15のデニー・レインwithウイングスといったもの。まさに“WINGSPAN”に便乗したものと思われる。しかもM8‘Blackbird’、M9‘Mull
Of Kintyre’(「夢の旅人」)などはポールの曲である。
それにしてもアートワークがジョージ&ピートと書いてあるところまで徹底してややこしい。M16はジョンのおフザケが楽しいが、以前日本でも発売されたインタビューLPに極似している。
収録曲は下記のとおり。
1. My Bonnie (1996 Version)- Tony
Sheridan & The Beat Brothers /2. Money - Tony Sheridan &
The Beat Brothers/3. Mess Around - Tony Sheridan & The Beat
Brothers/4. Skinny Minnie - Tony Sheridan & The Beat Brothers/5.
Johnny B. Goode - Tony Sheridan & The Beat Brothers/6. I
Would Only Smile - Denny Laine with Paul & Linda McCartney/7.
Send Me The Heart - Denny Laine with Paul & Linda McCartney/8.
Blackbird - Denny Laine with Wings/9. Mull Of Kintyre - Denny
Laine with Wings/10. Go Now - Denny Laine with Wings/11. Within
Walls - Denny Laine with Wings/12. Children Children - Denny
Laine with Wings/13. Band On The Run - Denny Laine with Wings/14.
Bluebird - Denny Laine with Wings/15. The Note You Never Wrote
- Denny Laine with Wings/16. Kenny Everett Interview with John
Lennon, Paul McCartney & Ringo Starr(Recorded June6, 1968
At EMI Studios, London) |
|
●“LJ PLAYS THE BEATLES!”(LJプレイズ・ザ・ビートルズ) Laurence Juber(ローレンス・ジューバー)
"WINGSPAN"の発売間近ということでウイングス周辺は大忙し。このアルバムはウイングス後期のギタリストであるローレンス・ジューバーがギターでビートルズをカバーしたもの。ジャケットもしっかり“WITH
THE BEATLES”を意識したつくりに仕上がっている。ジューバーは『フィンガースタイル・ギター・マガジン』の「ギタリスト・オブ・ジ・イヤー」を獲得。その名のとおり全14曲をフィンガー・ピッキングで丁寧に演奏。ウイングスに彼が加入したときに「音楽の幅が広くて先生のよう」とポールが語っていたように、当時からかなりのテクニックを持っていらっしゃったようです。ライナーにはKeyとオープン・チューニングの詳細も記載されている。腕に自信のあるギタリスト、収録曲がどのようにギター1本でカバーされているのか、そしてローレンス・ジューバー・ファンは必聴の1枚。
曲目は以下のとおり。
1:I Saw Her Standing There/2:Strawberry
Fields Forever/3:Let It Be/4:Things We Said Today/5:Yesterday/6:Here
Comes The Sun/7:You Won't See Me/8:Matha My Dear/9:This Boy/10:Oh
Daring/11:In My Life/12:While My Guitar Gentry Weeps/13:For No
One/14:Can't Buy Me Love |
|
●“songs”(ソングス)/Hiroshi
Minami3(南博)
ジャズ・ピアニスト南博のニュー・アルバム。ピアノ・トリオでビートルズの曲をカバー。「思い出がたくさんつまった」とみずからが語る思い入れの深い曲だけにオープニングの‘Magical
Mystery Tour’はエモーショナルなアレンジでgood。南が奏でるピアノはシンプルに透明感を追求し、激しいドラムとベースのグリスが心地よい。‘Yellow
Submarine’もカバー。 |
●ビートルズが掲載された雑誌いろいろ
Acoustic
No.44
|
Goldmine
March
|
Billboard
March 17
|
GUITAR LEGENDS
No.42
|
Q
April
|
RollingStone
March 15
|
MOJO
April
|
Entertainment
March 30
|
TiGER beaT
April
|
People
March 19
|
People
April 2
|
People
April 19
|
Hello!
March 20
|
ミスター・ハイファッション
4月号
|
プレミア/日本版
5月号
|
日経エンタテインメント!
4月号
|
|