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マハリシが独立国を熱望


AP通信によると、1960年代にビートルズが瞑想をうけたことで知られるマハリシ・マヘシ・ヨギが、南アメリカの国、スリナムの人里はなれた土地に、3,500ヘクタールの独立国を創案している。信者は、農業国家を作るため、これから少なくとも200年間、首都パラマリボから北東40キロに位置する土地を借りることを希望している。この土地は、かつて政府の農業財団が借りていた。信者は、「グローバル・カントリー・オブ・ワールド・ピース(Global Country of World Peace)」と彼らが名づけた、独自の通貨、銀行、司法権を持った、自分たちの国を作りたいと望んでいることをマハリシ国際経営大学(Maharishi International University of Management)のスリナム経済開発評議会の副部長は言っている。この大学は、向う3年間に、13億ドルを投資し、1万以上の職を提供するという申し出をしているが、スリナム政府はいまのところこれを承諾していない。
副部長によると、独立国の主な産業は、オーガニック農業と、その作物の輸出で、独立国の銀行の収益金の1パーセントを、毎年スリナムに提供すると言っている。
「これは、スリナムの人たちの貧困を救う手助けとなるものです。しかし、責任者は、残念ながら、我々と話をすることすら、望んでいないようだ」と語っている。マハリシの団体は、これと同じような提案を、アフリカや、アジア、ラテン・アメリカの貧困に苦しむ国に申し出ているそうだ。


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