新着ニュース


ポールがベネチア映画祭に現れる 続報


ベネチア映画祭にポール自身が声で出演したアニメ映画『チューズデイ(Tuesday)』を鑑賞しに現れたことは先日お伝えしたが、ポールはロイターとのインタビューで、ディズニー初期の名作のような長編アニメーション映画の製作に取り組む企画について話している。ポールは30年以上アニメに関心を抱いており、自作の音楽を用い、声でも自分が登場する長編アニメの製作をアメリカのスタジオに持ちかけているという。
『わんわん物語』が一番好きなアニメ作品だというポールは、「うぬぼれかもしれないが、今のアニメより優れた作品を作れると思う。製作に関心のある人はぜひ『チューズデイ』を見てほしい」と語った。
ポールはこの映画のエグゼクティブ・プロデューサーであり、映画音楽も手がけている。そしてこの映画はリンダ・マッカートニーに捧げられた作品でもある。
監督はイギリス人のジェフ・ダンバー(Geoff Dunbar)。ストーリーは、カエルのグループがデイビット・レターマン(David Letterman)のテレビのトーク番組に行くためにスイレンの葉っぱに乗ってアメリカを横断飛行するをというもの。
ポールがダンバ−監督に協力したのは、これで2作目。協力1作目の1985年の『ルーパート・ザ・フラッグ(Rupert the Frog)』はダンバーとリンダが共同で書いた作品であり、ポールとリンダはふたりで声の出演をしている。 ポールは彼の書いた歌「ザ・フラッグ・コーラス(The Frog Chorus)」をヒットさせてもいる。
『チューズデイ』はベネチア映画祭終了後、トロントとニューヨークで公開される予定。





[新着ニュース一覧にもどる]