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テロの影響で「イマジン」が放送自粛に


E!オンラインによると、全米最多のラジオ系列局を抱えるクリア・チャンネル・コミュニケーションズ(Clear Channel Communications)は、アメリカ同時多発テロをきっかけに「時勢にふさわしくない曲」をリストアップし系列局に放送の自粛を求めていたという。
150曲にのぼる自粛曲リストの中にはジョンの‘Imagine(イマジン)’をはじめ、ビートルズの‘A Day in the Life’、‘Lucy in the Sky with Diamonds’、‘Ticket To Ride’、‘Ob-La-Di, Ob-La-Da’、ポールの‘Live and Let Die’が含まれていた。
このリストはラジオ局長らによって作成され、それを各チャンネルへ配ったということだが、リストに従うか否かは、各ラジオ局の判断であり、実際、多くのラジオ局が従ってはいないそうだ。抗議や問合せが殺到した同社は声明文を発表、「これは命令でもなければ、関連会社が作り出したリストでもなく、これは番組ディレクターのあいだで出回っているだけのことである」と弁明した。
ビートルズのほかにこのリストに掲載されたのは、スティーブ・ミラーの‘Jet Airliner(ジェット・エアライナー)’、AC/DCの‘Highway to Hell(ハイウェイ・トゥ・ヘル)’、ジェリー・リー・ルイスの‘Great Balls of Fire(グレイト・ボールズ・オブ・ファイヤー)’、フランク・シナトラの‘New York, New York(ニューヨーク、ニューヨーク)’、ルイ・アームストロングの‘What a Wonderful World(ホワット・ア・ワンダフル・ワールド)’、システム・オブ・ダウンズの‘Chop Suey!(チョップ・スイ)’、エルビス・プレスリーの‘You’re Devil in Disguise(ユー・アー・ザ・デビル・イン・ディスガイズ)’、パット・べネターの‘Love Is a Battlefield(ラブ・イズ・ア・バトル・フィールド)’、ボビ−・ダーリンの、‘Mack the Knife(マック・ザ・ナイフ)’、バングルスの‘Walk Like an Egyptian(ウォーク・ライク・アン・エジプシャン)’など、あらゆるジャンルの曲が含まれている。


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