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新着ニュース APによると、ニューヨークでジョンのトリビュート・コンサート“Come Together”が開催されるが、主催者側では同時多発テロ事件を受けて、このコンサートをキャンセルするか、ニューヨーク以外のところで開催したほうがいいのではないか、という見方があった。しかし最終的には、こう言った考えは、ジョンの名誉を傷つけるものであると判断し、ニュ−ヨ−クでの開催を決断している。 オノ・ヨーコとともに、このコンサートをプロデュースする、エールリッヒ（Ehrlich）は「ジョンは生前、ニューヨーク市の市民として一番はじめに名前があがるような存在だった。率直に言っても、このコンサートを止めてしまうのは、まちがったことである。」と述べている。 また、オノ・ヨーコは、このテロリストによる攻撃は、ジョンが殺害された1980年12月８日の夜のことを、再び思い出させたという。「数限りない被害にあった人たちには、悲しみ、その人を愛する家族や友だちがいます。信じられない状況です。ジョンの歌、つまり、暴力の被害者となった人間が書いた歌を歌うことで、これらの人たちを助けることができることを願っています。ジョンの音楽は、いつでもたくさんの人たちに影響と、パワーを与えました。今、これがニューヨークで必要とされていることなのです」とヨーコは語っている。 そして、テロ事件が起こったことで周囲の状況は変わってしまったが、「暗いショーにしたくはない。そしてまた、今こそが、ユーモアのセンスが必要なときなのです」とも語っていた。 現在このコンサートで演奏を予定されている曲は、デイブ・マシュ−ズによる‘In My Life’、ストーン・テンプル・パイロッツによる‘Revolution’、マーク・アンソニーの‘Lucy In the Sky With Diamonds’、アラニス・モリセッティーの‘Dear Prudence’、シンディー・ローパーの‘Strawberry Fields Forever’である。
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