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新着ニュース msnbc.comによると、ポール・マッカートニーは10月19日、マンハッタンの消防署を訪れ、消防士にその翌日マジソン・スクエア・ガーデンで行なわれたチャリティ・コンサートのチケット100枚（2,000ドル相当）を贈った。 「へザー・ミルズが僕に、チケットを持っていない消防士がいることを教えてくれた。それで、どうにかしなければならないと思ったんだ」とポールは語った。 ポールは、世界貿易センターの焼け跡から数ブロックのところにあるブルーム・ストリート（Broome Street）のはしご車班55と、キャナル・ストリート（Canal Street）のはしご車班６を訪ねた。ポールの訪問に、消防士はびっくり。彼の広報担当者、ジェフ・ベイカーは、「ポールは座って、話しながら、コーヒーを飲んでいました」と話した。 また、ポールは、「僕は（事件が起きたとき）ニューヨークの空港の飛行機の中にいた。飛行機の中から、窓越しにその光景を見た。一生、この光景を忘れることができない。それに僕の子どもたちは、半分アメリカ人だ。だから、僕にも関係があるんだ。僕は、歌うことでしかニューヨークの人たちを助けられないんだ」と『サン』紙に語った。 ポールは、義援金同様、モラルを高めることを願っていることを述べ、「この苦難のとき、だれもが生きていかなければならない」と言いながら、「（チャリティ・コンサートは）今まで僕が行なったギグのなかで、1番大変なギグ」と語った。
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