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ソニー、ビートルズの著作権を買い占め報道を否定


ロイターによると、ソニー・ミュージックは3月5日、マイケル・ジャクソンが所有するビートルズの著作権を買収し、ビートルズの全著作権を管理するというニュースを否定した。ソニーの代表は「ジャクソン氏と彼が所有する著作権の販売の件で、話し合っておりません。これは根も葉もないうわさです」と語った。
しかしながら内部者は、マイケル・ジャクソンのレコード売り上げ、弁護士費用、スーパー・スターとして生活費が減少し、着実にマイケルの財政が悪化していると伝えている。
また、関係者によると、マイケルのレコードを扱っているエピック(Epic)があるソニーは、抵当物を流すためにビートルズの曲を買おうとはしないと語った。マイケルの著作権における分担金は、彼に対して約2億ドルの貸付になっているという。
マイケルは全盛期“THRILLER(スリラー)”で空前の売り上げ記録を上げ、世界中で成功を収めたが、最新アルバム“INVINCIBLE(インビンシブル)”では制作に3000万ドルかかったとされるが、過去6か月で200万ドルしか取り戻せていない。
ビートルズの著作権を失うことは、おそらく短期間では財政困難の緩和になるだろうが、結局、マイケルは損することになりかねない。その売却価値は4億ドルから10億ドルと見積もられるが、それはビジネスとしてまさに「宝庫」と呼べる。
‘Yesterday’や‘Let It Be’のような有名なビートルズの曲の著作権使用料は、使用毎に25万ドル以上になる。ジョン・レノンとポール・マッカートニーに分担金を支払っても、何百万を安定した年収として期待できるのだ。
もしマイケルが売り払うことになれば、金の卵を生む鳥を殺すほど、無鉄砲なことになるだろう、ロイターは結んでいる。


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