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ステラ・マッカートニーの屋上の増築に住民から苦情


ロイターによると、ステラ・マッカートニーがロンドンのノッティング・ヒルに構える自宅屋上に新設した野外シャワーに対し、近隣住民から反対の声が上がっている。
友人によると、ステラは屋上で踊ったあと、シャワーを浴びられるようにする計画だという。しかし近隣住民は、この6フィートの高さの木製フェンスに囲まれたシャワーについて、ウエストミンスター市議会に苦情を申し入れた。市議会の広報担当者は、既に調査に着手しており、一週間程度で終了する予定であることを明らかにした。またその結果によっては、建築許可の事後申請、あるいは取り壊しを要求する可能性もある、としている。
住民のひとりは「非常に外観を損なっています。路上生活者が寝ているような箱に見えるんです」と話した。また別の住民は、「市議会に電話したら、そんなことはできない、と言われました。私たちもルーフ・テラスに増築をしたかったのです。彼女が取り壊しをしなければ平等ではありません。私たちは屋根に窓をつけることさえ拒まれたのですから」と語っている。
ノッティング・ヒルは保全地区に指定されており、住民や市議会関係者は、歴史ある家屋に手を加えることに対し、神経を尖らせているという。
テラスはステラの寝室につながっており、両側に固定されたパイン材のデッキで覆われている。400万ポンドのこの4階建ての家で働く雑役夫は、「市議会が見に来ました。懐疑的な見方をしていたので、ステラはとても怒っていました」と語った。
ステラはこの問題を解決するため、建築家の主導企業を雇った。そして、クリフォード・W&RC・シュリンプリン(Clifford W & RC Shrimplin)は、市議会に2週間前、新しい計画を提出し、 フェンスの高さを下げるという提案をした。
市議会のプランナーは、建築許可が以前のオーナーに1990年に与えられた時は、ベイシックなデッキと半透明の手すりしか許可がなく、「これは大きくて顕著である」と述べた。


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