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60年代のロック・フィルムの祭典


60年代のロック・スターに敬意を表す映画の祭典「モッズ・アンド・ロッカーズ・フィルム・フェスティバル(Mods & Rockers Film Festival)」が、ロサンジェルスで行われる。この祭典は6月27日(木)から7月10日(水)まで、グラウマンズ・エジプシャン・シアター(Grauman’s Egyptian Theatre)で開催され、ビートルズ、ヘンドリックス、ザ・フーは特別扱いされている。

この祭典では、ビートルズがソロ活動として関わった映画をテーマにした日も設定されており、「アイ・ソー・サム・フィルムス・トゥデー(I Saw Some Files Today)」とタイトルがつけられている。ジョンとポール、ジョージとリンゴという組み合わせで、それぞれ2本立てで上映し、敬意を表している。

ジョンの作品として、リチャード・レスターによる1967年の戦争風刺映画『ハウ・アイ・ウォン・ザ・ウォー(How I Won The War)』が、ポールの作品としては、初めて映画音楽がフュ−チャーされた1966年のヘイレイ・ミルズ(Hayley Mills)の映画『ザ・ファミリー・ウェイ』が選ばれている。
ジョージは1968年の映画『ワンダーウォール』で登場する。これは、ジョージが最初に書いた映画音楽であるばかりでなく、ジョージの初めての映画プロジェクトだった。この映画はリンゴの初主演映画でもある。リンゴ作品は『ザ・マジック・クリスチャン』が選ばれている。これは、ビートルズの友だちであるテリ−・サザン(Terry Southern)が脚本を書き、ピーター・セラーズが共演している。また、この映画の主題歌‘カム・アンド・ゲット・イット(Come And Get It)’は、ポール・マッカ−トニーが作り、プロデュースしている。
このフェスティバルで扱われているビートルズ関連の映画は他に『サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』。


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