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ジョンとシンシアが住んだ家が売りに出される


『リバプール・エコー』紙5月23日付によると、シンシアが学生時代にジョンと暮らし、ジュリアンを宿したときに暮らしていた家(93 Garmoyle Road, Wavertree)が来月売りに出される。
現在の所有者で、リバプール・ジョン・ムーアズ大学(Liverpool John Moores university)の教師であるカルロ・ディ・ステファノ(Carlo Di Stefano)は、引っ越してから4年後に、たくさんの観光客が現れることでこの家の背景を知った。彼は「ある朝目覚めると、観光客の団体がカメラを持って家の前にいました。私の家はビートルズ・ツアーの一環だったのです。2、3か月ごとにそういうことが起こりました。時々、中を見てもいいかと尋ねられました」と語った。カルロは、1990年にその家を45,000ポンドで購入。不動産業者のサットン・カーシュ(Sutton Kersh)は、62,000ポンドに値すると近所の家と同じ相場を述べた。しかし、ビートルズの専門家はジョンのゆかりの地なので価格が上昇する可能性があると言った。
その専門家は「4つある寝室のどれがシンシアのか知りませんが、ビートルズが関わった歴史のある一部であることにとてもひかれます」とつけたした。
リバプールにあるビートルズゆかりの地の専門家、ジーン・カセラル(Jean Catherall)によると、シンシア・レノン(当時は旧姓のシンシア・パウエル)はジョンとつきあい始めたころその家に住んでいた。
ジーンは「彼女は1959年から1962年まで、リバプール・カレッジ・オブ・アートに在籍したいたとき、そこに住んでいました。ジョンが訪れていたのはまちがいありません。シンシアが1962年の夏にジュリアンを宿したころと時間は一致しています。彼女はすぐ近くのウールワースス(Woolworths)のお店で昼間働いていました」と語った。
ブラックプール出身のシンシアはホイレークで育ち、1957年、学生のときにジョンに出会い1963年4月8日にジュリアンを出産した。ジョンとシンシアは1962年8月23日、マウント・プレザント(Mount Pleasant)登記所 で結婚、1969年11月に離婚した。


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