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メアリー、路上強盗に襲われる


妊娠中のポールの娘、メアリーが、ウエスト・ロンドンの通り、マイダ・ヴェイル(Maida Vale)の路上で強盗に襲われ、殴られた。
33歳でカメラマンのメアリーが、仕事を終え、青いメルセデス・ベンツのトランクへ荷物を入れているとき、後ろからふたり組の強盗が、襲いかかった。ひとりは、彼女が叫び声をあげないよう口をふさいだ。もうひとりは、彼女のダイアモンドのイヤリングをもぎ取り、婚約指輪と時計を剥ぎ取った。
妊娠2ヶ月のメアリーは、まだ生まれていない子どもの命を心配し、抵抗しなかった。メアリーの友人は、「あれは、計画的な行為だったと思います。ふたりは、隠れていて、メアリーが車に来るのを待っていたに違いない」と語っている
メアリーは、その後、念のため、振るえながら病院へ行った。
「メアリーは、けして目立った服装をしたり、高級な宝石を身に付けている人ではありません。彼女は、目立たないような格好で歩くのが好きな人です。」と友だちは続けた。
「メアリーは、エンゲージリングをなくしたことに、ショックを受けていますが、彼女の一番の心配は、子どもの安全です」。
メアリーには、結婚して4年目の夫、アリスター・ドナルドとのあいだに、3歳の息子、アーサーがいる。アーサーを溺愛する60歳のポールは、メアリーがふたり目の子どもを出産すると聞き、とても喜んだ。ポールは、この事件にショックを受けている。
家族の親しい友人は、「ポールは、メアリーと赤ちゃんのことを、大変心配している」と語っている。


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