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イエロー・サブマリンに乗ったビートルズ・ファンの苦悩


『リバプール・エコー』紙によると、オランダの小さな町、フェンロ(Venlo)で、イエロー・サブマリンが議会の争いの中心になっている。
フェンロ議会はビートルズ・ファンのフレッド・ホニッグ(Fred Honig)が所有するイエロー・サブマリン・カフェ(Yellow Submarine Café)の外観に問題があると考えている。カフェはビートルズのサイケデリックな60年代のアニメ風にあざやかに装飾されていて、フェンロ市議会はホニッグにこの装飾を塗りつぶし、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴの肖像画を取り除くように命じた。それに従わない場合は、高い罰金が科せられるという。
ホニッグは「彼らは私のアニメ風の装飾がフェンロの町並みのイメージに調和しないと言いました。私はそれを塗りつぶさなければなりません。彼らは店の正面が雑然としすぎていて、広告が多すぎると言いました。塗りつぶすことを考えるととても悲しいです。少なくとも300人のお客さんが私の請願書に署名してくれました。フェンロ市長に手紙を書くつもりです」と語った。
32歳のホニッグは9年前に、このカフェをオープンし、人形、レコード、サイン、ポールのギターのレプリカなどのゆかりの品で店内を埋めていった。
彼は「私は4歳のときからビートルズのファンですが、妻のエスタ(Esta)は家の中にビートルズのものを置かせてくれないのです。だからそのカフェに置かなければなりません。フェンロにはたくさんのビートルズ・ファンがいます。私のお客さんはみな彼らが大好きで、私たちはビートルズの音楽をたくさん演奏します。
リバプールに行って彼らの家を見てみたいですね」と語った。


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