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イン・マイ・ライフ・アートワーク・オブ・ジョン・レノン


AP通信によると、ジョン・レノンの美術展『イン・マイ・ライフ・アートワーク・オブ・ジョン・レノン(In My Life The Artwork of John Lennon)』がポートランドのイーストランド・パーク・ホテル(Eastland Park Hotel)で8月30日から9月1日の3日間催される。ジョンが1968年から1980年の間に描いたイラストが100点以上展示される予定。
この展示には、1970年にロンドンで展示され、物議を醸したエロティックなイラストや歌詞の原稿もふくまれる。また、息子ショーンのために描かれた『リアル・ラブ』シリーズも展示される予定。
オノ・ヨーコは展示会を巡回する理由は、ジョンの芸術を世界で分かち合いたいから、そして、生前のジョンに会ったことがないファンが多くいるから、と語った。
「彼の死後、彼のものを引き出すことに私は責任を感じました。特にビートルズもジョンも訪れたことのない都市では。この展示会は人々に本当に愛されていると思います」と電話のインタビューで語った。
ヨーコは10年以上前に、初めてこの展示会を企画したとき、会場はヨーコにジョンの美術展はいらないと言い、ジョンは美術でなく音楽で知られていると言った。
「あの頃、美術界には紳士気取りがあったと思います」とヨーコは回想する。
展示会はアメリカ、イギリス、スペイン、イタリア、日本、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、香港、マニラを巡回し、今年のアメリカ・ツアーでは、サンタフェ、ピッツバーグ、チャールストンなどを訪れた。
展示会のプロデューサー、ラリー・シュワルツ(Larry Schwartz)は『イン・マイ・ライフ』展がファンにジョンとつながる機会を与えていると述べた。
「国中で訪れた人々にとって、この展示会はハプニングでした。人々は時間をかけてジョンを追憶しています」と彼は言った。
ヨーコによると、ジョンは美術評論家に彼の音楽的名声を利用していると思われるのを嫌がり、美術に対してためらいがあり、深く追究しなかったという。
「個展を開くのは芸術学生にとっては夢だと彼は言っていました。私が展示会をすべきだと言うと、僕はビートルなので、できないと言っていました」。


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