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ビージーズのモーリス・ギブ死去


英国出身の人気グループ、ビージーズのモーリス・ギブが1月12日、米フロリダ州マイアミの病院で死去した。53歳。モーリスは9日に腸閉塞で緊急手術を受け、重体となっていた。
2001年、『ビルボード』誌とのインタビューでモーリスは、60年代にビートルズからもらった誕生日プレゼントのことを語っていた。リンゴからは映画用カメラ、ジョンからはギターをもらい、ビージーズのラスト・アルバム“THIS IS WHERE WE CAME IN”(2001年)で彼はそのジョンからもらったギターを弾いたと話していた。また、ビージーズはビートルズから、ツアーで使用したアンプやギターをもらったこともあるという。
ビージーズは1967年、ビートルズと同じ事務所NEMSに所属していた。代表のブライアン・エプスタインの元で働いていたロバート・スティグウッドは、ポールのすすめで彼らと契約したという。ビージーズのデモを聴いたポールは、スティッグウッドにすぐに彼らと契約するようアドバイスしたという。ポールはイギリスで行なわれたビージーズのコンサートを見に行ったこともあるそう。ビージーズはビートルズに敬意を払い、‘Paperback Writer’や‘From Me To You’をカバーしている。
また、イギリスでモーリスはリンゴの隣家に住んだことがあり、リンゴの初のソロ・アルバム“SENTIMENTAL JOURNEY”(1970年)にも編曲で参加していた。


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