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ポールの赤の広場での公演に「待った」


英『ガーディアン』紙によると、ロシアの国会議員の一グループが5月24日にモスクワの赤の広場で開催されるポールのコンサートを「非常識且つ冒涜的」として禁止しようとしている。ポールのロック・コンサートには「暗に政治的な意味がある」として、すでに100人以上が請願書に著名をし、議会は別の場所で公演を開催するよう、4月18日に決議を可決したという。
5月13日、国会議員のグループは「重大な政治的スキャンダルの中心に身をおくことになりかねません」と直接ポールに忠告し、中止を求めた。
テノール歌手、プラシゴ・ドミンゴによる赤の広場での最近のコンサートに反対しなかったのはなぜかと問われると、国会議員のグループは「ポール・マッカートニーに個人的に反対しているのではありません。埋葬地(訳注:赤の広場にはレーニン、スターリン、ブレジネフといった指導者、宇宙飛行士のガガーリンが埋葬されている)でのオペラ・コンサートはそれとは異なり、ロック・コンサートより適切であると考えられます。そのようなコンサートにより彼の評判に傷がつくのではないでしょうか。彼の回答を待ち、彼が翻意するのを願っています」と答えた。


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