新着ニュース


‘Sgt. Pepper's’が米国立図書館に登録される


ビートルズの‘Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band’を含む50曲が、アメリカのライブラリー・オブ・コングレス・ナショナル・レコーディング・レジストリー(議会図書館国立レコーディング登記)に登録され、保存されることになった。「ビートルズが歴史上もっとも成功し重要なロック・グループであることは疑いない。彼らの1967年のコンセプト・アルバム“SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND”は12曲の忘れがたい曲を収録している。これらの曲は多岐に渡る無数のスタイルが包括されているが、彼らミュージシャンの集合的な才能により、結合力のあるアルバムへと融合した。このアルバムは、ジャンルを超越した魅惑的な音楽経験を創造し、新奇なスタジオ技術を駆使している」と同図書館は説明している。また、ビートルズがカバーしているチャック・ベリーの‘Roll Over Beethoven’も選ばれた。
これはナショナル・レコーディング・プリザベーション・アクト・オブ・2000(2000年国立レコーディング保存法)により始まった保存で、今年で2回目を向かえる。50曲は議会図書館員ジェームズ・H・ビリングトンが「文化的、歴史的、芸術的に重要」であることと、10年以上前の曲であることを基準に選出したもの。ナショナル・レコーディング・プリザベーション・ボード(国立レコーディング保存局)による提案以外に、一般市民が同図書館のHPから曲を推薦した。来年の選出への推薦はすでに始まっており、7月15日に締め切られる(http://www.loc.gov/rr/record/nrpb/nrpb-form.html)。
2003年ナショナル・レコーディング・レジストリーに選ばれた50曲は、同図書館のHP内(http://www.loc.gov/rr/record/nrpb/nrpb-2003reg.html)に年代順に掲載されている。


[新着ニュース一覧にもどる]