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ビートルズゆかりのクラブ、近隣住民と騒音トラブル


ICリバプールによると、ビートルズがかつて演奏していたクラブで、今もリバプールの人気クラブであるブルー・エンジェルが、騒音を理由に近隣の住民に閉店を要求されている。
シール・ストリート108番地にあるブルー・エンジェル周辺には、近年の開発により高級アパートが建設され、新しく入ってきた住民たちは同クラブの庭からの騒音や閉店後の騒ぎに対し、警察や市役所へ苦情を申し立てている。
ブルー・エンジェルのオーナー、マイク・キーランは、「わざと騒いでいるわけではないのですが、なにぶん学生たちのすることですから。そもそもこんな近くにアパートを建てるべきではないと思います。14年間、法に問われたことは一度もなかったのですが」と反論している。
地元リバプールのある学生は「ブルー・エンジェルは夜安く遊べる場所さ。音楽もクールだしね。もし閉店になれば、リバプールの歴史やクラブ文化の喪失になりかねないよ」と同クラブを擁護した。
ブルー・エンジェルは、ビートルズの初代マネージャーのアラン・ウィリアムズがオープンしたクラブで、当時はビートルズをはじめマージービートのバンドが頻繁に出入りしていた。また、ビートルズが受けたオーディションのステージとして使われたこともある。


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