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ジョンに関するFBI文書、連邦地裁が公開命令


AP通信によると、米ロサンゼルス連邦地裁は9月28日、米政府に対して、ジョン・レノンへの監視活動に関する10件のFBI内部文書を、カリフォルニア大学のジョナサン・ウィーナー教授に公開するよう命じる判決を言い渡した。
ロバート・タカスギ同地裁判事は、文書公開は国家の安全を脅かす可能性があるという米政府の主張を却下し、ウィーナー教授が情報公開法に基づき資料公開を求めて1983年に起こした訴訟に終止符を打った。
ロイターによると、文書は1970年代序盤にFBIが収集したジョンの情報の一部。今回新たに公開が認められた10件の文書は、外国政府が収集したジョンの情報とされており、英国内でのジョンの政治活動に関する英情報機関MI5の報告書とみられている。
同教授と全米自由市民連合(ACLU)は既に1997年、ベトナム戦争当時のニクソン政権が反戦的な音楽活動を続けていたジョンの国外追放を計画していた事実を示す、248ページの文書公開を勝ち取っていた。


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