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リンゴ、NYのクラブでライブ


6月19日、リンゴ・スターはニューヨークのアーヴィング・プラザでライブを行なった。
ラウンドヘッズがまずステージに現れ、‘With a Little Help From My Friends’のエンディングをイントロとして演奏。拍手喝采の中、リンゴが登場し、‘It Don’t Come Easy’が始まった。演奏後リンゴが「今夜はあまり普段しない曲をやるつもりだ」と言うと、観客は大声をあげてよろこび、リンゴは「まだ何をやるか言ってないよ」と返した。そして‘Octopus’s Garden’が始まり、会場を沸かせた。
演奏開始から数十分後、リンゴは汗を拭き、「僕は往年の大スターだから、クラブがこんなに熱くなるってことを忘れていたよ」と冗談を言った。
その夜のハイライトのひとつ‘Boys’では、リンゴとラウンドヘッズの熱演に会場は大いに盛り上がり、階上のVIPバルコニーにいた妻のバーバラを含む全員が立ち上がって踊った。「時々ロックしなきゃね」とリンゴは曲の終りに言い、楽屋へと去り、その間ラウンドヘッズがビートルズ・ナンバーなどを披露し、観客を楽しませた。
リンゴがステージに戻ると、‘Act Naturally’、‘Yellow Submarine’、‘With a Little Help From My Friends’を演奏、‘With a Little Help From My Friends’ではE.ストリート・バンドのスティーヴ・ヴァンザンドとマックス・ワインバーグが飛び入りし、約70分間のステージの最後を飾った。

セット・リスト:

1. With a Little Help From My Friends(イントロ)
2. It Don’t Come Easy
3. Octopus’s Garden
4. I Wanna Be Your Man
5. Don’t Pass Me By
6. Choose Love
7. Photograph
8. Give Me Back the Beat
9. Never Without You
10. I’m the Greatest
11. Memphis in Your Mind
12. Back Off Boogaloo
13. Boys

ラウンドヘッズ:
14. You Can’t Do That (ゲーリー・バー)
15. Long Tall Sally/I’m Down/Oh! Darling (マーク・ハドソン)

16. Act Naturally
17. Yellow Submarine
18. With a Little Help From My Friends


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