新着ニュース


新生ストロベリー・フィールド


4か月前に孤児院としての役目を終えたストロベリー・フィールドが、宗教施設として生まれ変わった。孤児院を運営していた救世軍は、ストロベリー・フィールドを修道院タイプの施設ボイラー・ルームとして活用することに決定し、10月2日にオープンした。
ボイラー・ルームは、救世軍が立ち上げたプロジェクトで、現在ロンドンとカルガリーに施設がある。今後、アメリカやヨーロッパにも施設のオープンが予定されている。
ストロベリー・フィールド孤児院の建物は改修され、8つの礼拝室や、多目的のミーティング・ルーム、メディテーション・ルームなどが作られ、これらの部屋は地域のコミュニティに解放されている。24時間いつでも礼拝に参加することができるほか、集会所や展示場として使用することが可能。また、アート・スタジオも作られていて、地域の画家や彫刻家、ミュージシャン、演劇家たちの利用も歓迎されている。
ただし、救世軍はストロベリー・フィールドを売却するという選択肢を捨てたわけではなく、今回の修道院施設への転用が最終決定ではないという。


[新着ニュース一覧にもどる]